絵画を飾るときに、軽量の展示物の場合は、画鋲(がびょう)やプッシュピン(押しピン)を使うと便利です。しかし画鋲やプッシュピンでは壁紙に刺した穴の跡が残ります。そこで、穴の跡が目立ちにくいピンを紹介します。
また、それぞれのピンの穴の跡を通常のピンと比べてみました。
壁紙に刺した跡が目立たないピンの紹介
壁紙に刺した跡が目立たないピン3種類を紹介します。
それぞれのピンの特徴
通常のピン(ボールヘッドタイプ)
通常のボールヘッドタイプのピンです。
ノギスで針の直径を計測すると、1.0mmでした。
スリムピン
スリムピンの針は通常のプッシュピンの針よりも、細いのが特徴です。
針の直径は約0.5mmです。通常のピンに比べて穴の面積は1/4になります。
虫ピン
ボールヘッドタイプはヘッド(頭部)が球形です。虫ピンはヘッドが白く小さいため、ピンが目立ちにくいです。
針の直径は約0.5mmです。
ニンジャピン
ニンジャピンは針の形状に特徴があります。針がV字型になっています。このため刺した跡が目立ちにくいのです。
刺し跡の穴の大きさを比べました
4種類のプッシュピンを壁紙に刺した跡を比較してみました。
穴を拡大しました。
通常ピン スリムピン 虫ピン ニンジャピン
スリムピンと虫ピンは同じくらいの穴の大きさです。
ニンジャピンはV字型の跡で、跡が目立ちにくくなっています。
いずれも通常のプッシュピンに比べて、跡が目立ちにくくなっています。
いかがでしたか。画びょう(プッシュピン)の穴の跡が気になる方は、穴の跡が目立ちにくいピンを試してみませんか。
スリムピンはダイソーや無印良品で扱っています。
ニンジャピンや虫ピンは通信販売で入手できます。「ニンジャピン」「ボールヘッド 虫ピン」で検索してみてください。
画びょう(プッシュピン)は軽量な作品を飾る場合におすすめです。
タペストリー棒で飾る方式と、粘着パネルに貼って飾る方式は作品が軽量なため、画びょう(プッシュピン)一本で展示することができます。
飾り方の説明は以下からどうぞ。
マグネット式タペストリー棒を自作|100均素材で作れます
名画を印刷して粘着パネルで飾りませんか|大きな作品も飾れます